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世界の情報通信機器市場では、近年、携帯電話が市場全体の成長を牽引してきましたが、日本、欧米などの先進国における需要の飽和、中国、インドなどの新興国における携帯電話の急速な普及により、2009年以降の成長率は著しく鈍化しています。
日本の情報通信機器産業においても、携帯電話は成熟市場となり、2008年に実施された新販売方式導入によるユーザーの買い控え、買い替えの長期化の影響を受け、2008年、2009年の出荷台数は前年割れが続いています。その他、インフラ及びインターネット関連機器は、IPネットワークの浸透を背景に、光アクセス機器、ルーター、LANスイッチ等の需要が引き続き堅調に増加すると予測されています。
情報通信機器産業全体が不況の影響を受け、マイナス成長に転じている中、今後、新たな情報端末としてタブレットPCなどがプラス成長で推移すると予測されます。情報通信端末としては、安価な製品であることから、今後は新興国など、パソコンの普及率が低い地域での需要の拡大が期待されています。
このように新たな通信機器や端末の開発も活発化しており、よりレベルの高い技術開発が求められるようになってきている情報通信業界において、日本では、海外市場の開拓が急務になってきています。
















