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大手メーカーにもエンジニアにも、
できることは、まだたくさんある。

津村 敏行(つむらとしゆき)さん

1968年生まれ。東京理科大学工学部電気工学科を卒業後、1991年に松下通信工業株式会社(現・パナソニック株式会社)に入社。ポケットベルのハードウェア設計開発に約7年間従事した後、携帯電話のハードウェア設計開発・プロジェクトマネジメント・生産工場の技術部門(2年間)・商品企画部門(3年間)と様々な立場で、ものづくりに携わる。2013年からは、家電製品と通信ネットワークの融合による次世代IoT商材・新規事業創出を担当しており、カメラと通信技術を融合させたコミニュケーションカメラ「LUMIX DMC-CM1」の開発責任者に。本製品は、Photokina Star賞(ドイツの最新カメラ展示会フォトキナ2014)、カメラグランプリ2015(カメラ記者クラブ)、2015年グッドデザイン賞を受賞している。

大手メーカーの中でいくつものエンジニア職を経験してきた津村さんから見た、今の大手メーカーがおかれた状況や、これからのエンジニアとしての働き方とは?

当たり前のように選んだ、エンジニアという生き方。
まずは成長しそうな分野に飛び込んでみた。

プラモデルを作るのが楽しい。アニメのキャラクターが道具を使って問題を解決するのを見てワクワクする。家にあったパソコンを触ってみる。…とにかく子供の頃から「もの」が好きで、当たり前のように理系に進み、大学では電気工学を専攻しました。当時は、片手で持てるサイズの携帯電話が普及し始めた頃で、モバイル通信機器はこれからもっと面白くなっていく可能性を秘めていると思い、松下通信工業株式会社(現・パナソニックモバイルコミュニケーションズ株式会社)に入社しました。

最初に配属されたのは、ポケットベルの事業部。制御系の電気設計エンジニアとして、図面を描いて、部品を買い集め、プリント基板の配線をしてプロトタイプを作っていました。その時に求められたのは、例えば省電力化。コンセントに差して使う電気製品は「アンペア」もしくは「ミリアンペア」の電流が流れていますが、ポケットベルで扱うのは「マイクロアンペア」の電流。ポケットベルというのは、発信機能はない受信専用通信機ということもあって、たった1個の乾電池で1ヵ月から2ヵ月くらい使用する消費電力が非常に低い製品なんです。具体的には、使用していない回路の電気を停止させるようにしたり、ディスプレイの表示方法を変えたり、回路設計を工夫したりすることで省電力化を実現していました。そして欠かせないもう一つのポイントは、もちろん小型化です。これは部品メーカーもかなり力を入れていて、今では当時の4分の1くらいのサイズになっている回路部品もあります。ポケットベルの技術開発によって、相当多くの部品が小型化されたのではないでしょうか。

その後は、プロジェクトマネジメント、製造技術開発、品質管理、商品企画、新規事業立ち上げといった様々な仕事をしてきましたが、「自分が設計したものが実物としてできあがたものを見た時」「そのプロトタイプを誰かに見せて評価された時」「大量生産してみんながその製品を使っているのを見た時」は、いつもエンジニアとしてのやりがいを感じられますね。

CAREER SOLUTION

時代と立場に合わせた、エンジニアの輝き方がある。

前川孝雄さん

エンジニアと一緒に、「新しいものづくり」をしていきたい。

中澤優子さん

大手メーカーにもエンジニアにも、できることは、まだたくさんある。

津村敏行さん

未来の生活が変わるイメージを、技術で具現化する。

松井龍哉さん

MY ANSWER

設計という、課題解決。

平野庸平さん

技術を身につければ、「やりたい」は叶えられる。

齋藤寛夫さん

見えてくる課題から、まだ見えないものを描いていく面白さ。

小森修さん