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未来の生活が変わるイメージを、
技術で具現化する。

松井 龍哉(まついたつや)さん

1969年生まれ。91年日本大学芸術学部卒業後、丹下健三・都市・建築・設計研究所を経て渡仏。科学技術振興事業団にて人型ロボット「PINO」などの研究開発に携わる。2001年フラワー・ロボティクス社を設立。人型ロボット「Posy」「Palette」などを自社開発。その他KDDIと共同開発したロボット「Polaris」や小鳥型ロボット「Polly」など開発。自社ロボットはデザイン性も高く評価されニューヨーク近代美術館、ルーヴル美術館パリ装飾美術館等でロボットの展示も実施。現在、家庭用ロボット「Patin」を開発中。 iFデザイン賞(ドイツ)red dotデザイン賞(ドイツ)など受賞多数、早稲田大学理工学部非常勤講師 日本大学藝術学部客員教授、グッドデザイン賞審査委員(07年から14年)。

技術を追求するだけでなく、それを私たちの生活と繋げることを大切にしている松井さんが語る新産業を築くための「デザインの役割」と、そこから見えてくる「これからのエンジニアに求められる要素」とは?

エンジニアリングを極めるのではなく、
技術と人を繋げたかった。

まずは個人的なことから。ものを作ることは昔から好きでしたが、ただ何かを作るのではなく、「それが社会の中でどう使われるのか」「最終的なゴールは普通の人に使ってもらうことだ」ということを、子供の頃からなんとなく考えていました。ですから、エンジニアリングには興味を持っていましたが、そこを極めるのではなく、技術の世界と私たちの生活に接点を持たせる「デザイン」という仕事に惹かれていったのだと思います。特にロボットに興味を持つようになったのはいろいろありますが、21世紀の世界的な重要産業になる未来を感じたからです。創業時、まだ社会で活用されているロボットは産業用ロボットしかありませんでしたが、これから日常生活でもロボットを活用していくためには、デザインが欠かせないと考えていました。当社の企業理念でもある「ロボットを日常の風景にする」ためには技術とデザインを一緒に考えていく必要がありました。当社のスタッフはほぼエンジニアですが、皆にもデザインのマインドを持ってもらうよう心がけています。

ロボットをデザインするためには、20年後・30年後を見据えて研究している人たちと一緒にディスカッションをし、未来の暮らしはどうあるべきか、そこで求められるロボットはどのような形をしていて、どんな素材で作られ、どう動くのかを考える必要があります。それに開発したロボットをどのタイミングで世の中に出し、その存在を人々にどう知らせていくのかを考えるのもデザインの重要な仕事です。これはロボットに限ったことではありませんが、エンジニアリングだけでは、ものは世の中に浸透していきません。デザインが関わり初めて技術と人が繋がるのです。コンピューターの複雑な操作をデザインで解決したアップルの製品、使う人のライフスタイルを創造して作っているルイ・ヴィトンの鞄、最小限の素材で人間の身体を支えるイスなど、世の中には技術と人を繋いでいるデザインが溢れています。当社のロボットも誰が使うのかをはっきりイメージして開発をしています。

CAREER SOLUTION

時代と立場に合わせた、エンジニアの輝き方がある。

前川孝雄さん

エンジニアと一緒に、「新しいものづくり」をしていきたい。

中澤優子さん

大手メーカーにもエンジニアにも、できることは、まだたくさんある。

津村敏行さん

未来の生活が変わるイメージを、技術で具現化する。

松井龍哉さん

MY ANSWER

設計という、課題解決。

平野庸平さん

技術を身につければ、「やりたい」は叶えられる。

齋藤寛夫さん

見えてくる課題から、まだ見えないものを描いていく面白さ。

小森修さん