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CAREER LABもやしエンジニアが田舎住居を探す時にこだわった都会では実現できない4つの条件

もやしエンジニアが田舎住居を探す時にこだわった都会では実現できない4つの条件
DATE2016/08/03

こんにちは、もやしエンジニアです。
田舎の住居、探してますか?私は探しています。(そしてほぼ決まりました!)
せっかく埼玉の大都会から九州の田舎へ引っ越すのですから、私は埼玉の大都会ではできない生活を目指したいと考えています。
今回は、田舎住居をこれから探そうと考えている移住希望エンジニアのために、田舎移住の先輩たる私が「こんな住居を探したら良いよ!」と考える4つのポイントをご紹介します。
レッツ田舎暮らし!

田舎住居の条件1:すごく安い。

何を隠そう、もやしエンジニアには貯金がほとんどありません。移住を決心してからようやく貯金を考え出した有様です。決して浪費を繰り返す人生だったわけではないですが、肩に重くのしかかってくるのは奨学金の返済です。苦学生だった私…その時代にピリオドを打つために一刻も早く奨学金を返済したい!その願望と、家賃の安い田舎暮らしという選択のマッチングは非常に理に適って合理的です。
ただ、「安い物件を探せ!」と言うだけでは不親切ですから、田舎の中でも特に安い物件の共通点を紹介します。安い物件の条件、パンパカパーン、第1位はこちらです!

「小学校が遠い」

一口に田舎と言っても、地方都市全域の人口が一律に減り続けているわけではありません。どれほど田舎っぽい場所でも、新しい住宅街は常に拓かれ続けており、新しい住宅街は家賃も高いのです。
では、新しい住宅街がどこにできるのか。駅の近く?ノンノン。商業施設の近く?ノンノン。
ズバリ、小学校の近くです。
田舎は得てして車社会。電車やバスはメジャーな移動手段とは限りません。スーパーやショッピングセンターが多少遠くても、1人1台と言われる車社会では大人の生活にそれほど支障はありません。しかし子どもたちが毎日徒歩で通う小学校だけは、近所にないと不便なのです。
ですから、私のように少しでも安く、月1万円の家賃を目指す!ような場合、掘り出し物は小学校が全然ない地域から見つけましょう。(独身の方は!)
他に家賃が安くなる条件の代表的なものは、

「下水道が通っていない」…これは田舎にはかなり多いです!ガマンしましょう!
「古い」…尋常じゃなく古い今にも朽ちそうな物件は命に関わるから気をつけて!
「昔の建築基準法で建てられている」…建て替えの際、減築の必要も!建て替えしないならOK!
「高地」…見晴らしは最高に良くても徒歩や自転車の生活は非現実的!車が必須!
「無名」…雑誌などで「人気のエリア!」と掲載された地域はすでに地価が高いことも!

などでしょうか。新しい職場に近い、メーカー企業の城下町は、家賃も物価もそれなりに高い傾向。家賃をとにかく安くと考えるなら自転車や車で30分ほど離れたところを目指すと幸せになれます。

田舎住居の条件2:庭付き一戸建て。

埼玉の大都会に住んでいた時は庭付き一戸建てなんて夢のまた夢と思っていました。でも、見つけてしまったんです。100坪60万円の庭付き一戸建てを。普通、埼玉の大都会で一軒家を購入しようと考えたら、30-40坪で3,000-5,000万円くらいはかかるそうです(埼玉で家探しした先輩談)。
いかにお買い得か、わかるでしょう。
残念ながらもやしは貯金が足りないので見送りましたが、運良く賃貸で、1月1万円、4LDKの庭付き一軒家を紹介してもらうことができました。
庭があると、何ができるでしょう?そうですね、イノシシの解体です。
それだけでなく、自家農園を開いたり、バーベキュー設備を作って友人を呼んだり、薪を割って乾燥させたりと、都会の賃貸生活では実現できないあれこれを日常にすることができます。
せっかく田舎に住むのだから、都会と同じような「必要充分のワンルーム」とかではなく、ちょっと職場から遠くても田舎らしい生活のできる庭付き一戸建てを探すと幸せになれますよ。

田舎住居の条件3:改築自由。

安い物件は大抵、古いです。私のように1月1万円の物件ともなると、隙間風や隙間虫がハンパない季節を健やかに過ごせるか不安なレベル。そう言った古い賃貸住宅であれば「自由に改築してもOKだよー」という条件を取り付けましょう。多分、この価格帯の物件なら大概大丈夫だと思います。
都会の賃貸だと、壁に画鋲1つを刺すだけのことも自由にできません。しかし、改築自由の一戸建て物件なら、いくら穴を開けても怒られないし(破壊という意味ならさすがに怒られるかもしれませんけれども)、外壁を何色に塗っても怒られないし、エンジニアのものづくり魂を活かした日曜大工がすべて自由になります。購入じゃなくて賃貸でも、ほとんど持ち家状態!
実際、こういう古い土地付き一戸建ては、土地主さんが「息子や娘が帰郷したら宅地として譲る」と想定していて、それまでの期間を貸し出している場合が多いとか。しかし期待していたように帰ってくるお子様は多くはないのが田舎の現状であるとも聞いて、ちょっと切なくなりました。
私の場合は、一人暮らしの間は趣味としての家の改装を楽しんで、仮に恋人や家族ができた時には、その土地建物を改めて購入できるよう頼んでみるなり、必要に応じて他の土地建物を改めて探しても良いかなと思っています。でも、家のカスタマイズを頑張れば頑張るほど、もう離れたくなくなるんだろうなぁ…。

田舎住居の条件4:地域の集まりが苦手なら農村地域は避ける。私は行くけど。

田舎には「青年部」と呼ばれる組織があることが多く、特に若い男性の住民は地域のイベントや災害対策など様々な活動に「駆り出される」ことになるようです。特に、昔から結束が強い農村地域などでは青年部の活動も活発かつ多岐にわたり、外からやってきた人間には「オススメできない」くらいしんどいと感じさせることもあるとか。私も不動産屋さんだけではなく当の農村地域の方々からも、「うちの青年部は厳しいからやめときな」と言われることがありました。
一方、前述したような新興住宅街の場合は、これから子育てをする若い世帯が新しくコミュニティを育んでいることもあり、昔ながらの密接な近所付き合いは少ない傾向があると言います。
ですから、地域の集まりや活動が頻繁になることが苦手だと思うなら、新興住宅街かその近隣地域で住居を探すのがベター。(家賃相場は高めになりますが!)
私のように、地域の方のために悪さをするイノシシを退治して解体して鍋にしてみんなで食べて宴会したいと思うような、古き良き昔の日本の光景に夢を見る方なら農村地域は良いと思います。
あれなんかこのコラムを書いてて自分がエンジニアだということを忘れそうになりました。
誰なんだ私は。


現在、私が埼玉の都会で暮らす家は、家賃7万5千円の1LDK。広くはないけれど充分な住居です。
一方、私が九州の田舎で見つけた家は、家賃1万円の4LDL庭付き一戸建て。果たして一人暮らしにこんなサイズが必要なのかというとそうではありませんが、コストパフォーマンスは最高です。
ここまで読んでくださったあなたなら、どちらに魅力を感じるでしょうか。
今回、移住を考え始めてから住居を決心するまでに思ったことは、案外、移住って難しくないな、ということ。特に、働く場所を都会に限定されないエンジニアであれば、転職のついでに移住というか移住のついでに転職というか、自分の生き方は自分で自由に選べるんじゃんと気付いた次第です。
少しでも「いいな…」と感じたら、ちょっとネットで田舎の求人を探してみたりとか、休日に田舎の不動産屋さんを訪ねてみてはいかがでしょう。最初は「いやいやまさか自分は行かないよ?」と思うかもしれませんが、案外、田舎の魅力にハマっちゃうかもしれませんよ?


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