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CAREER LABこれだけは手放せない! エンジニアの溺愛工具に迫る

これだけは手放せない! エンジニアの溺愛工具に迫る
DATE2017/10/13

世界で活躍する達人たちは、道具にこだわる人が多い。例えばイチロー選手が代表例だ。メジャーリーグでは普通、道具の持ち運びや手入れは専門スタッフが行う。しかしイチロー選手はすべて自分で管理している。誰もイチローの道具には触れない。特にバットへの愛はメジャーシーンでも有名で、「まるでトロフィーのように扱う」ことが話題になっている。
これはエンジニアにとっても同じ。粗末な道具ではよい仕事はできない。そこで、エンジニアたちが惚れ込んだ、とっておきの溺愛工具をご紹介。彼らの工具に対する熱い思いをご覧あれ。

<エンジニア>
デジタルカメラ、ビデオカメラの回路設計者

<溺愛工具はこれ!>
FONTAX社製のピンセット

<理由>
精密な機械式時計の製作や修理などにも用いられている精度の高いピンセット、プリント基板にICやチップ部品、コネクタなどを基板ランドに位置決めし、手ハンダで取り付ける際に使っています。さすがはスイス製で、力を入れて握ったときに先端が左右で食い違ったり、先が曲がって上下に先端が広がったりという安物にありがちなことがまったく起こりません。最先端のみがピッタリとくっつきます。
0603サイズや0402サイズといったルーペや顕微鏡で見ないと半田付けできないくらいの小さな部品でも確実につかむことができる優れものです。
また、電源基板部品の磁気の影響でピンセットが磁化してしまうと、小さなチップ抵抗を掴む際にピンセットに引っ付いてイライラしてしまうことがありますが、このピンセットは磁化されにくいことも良い点ですね。
ただ、このFONTAX社、2010年に事業閉鎖しちゃったようで、もう市場在庫も残り少ないとのこと。これがなくなるのは非常に悲しい・・・。

<エンジニア>
AV機器などの機械設計者

<溺愛工具はこれ!>
Snap-onのラチェットドライバ

<理由>
プロメカニックご用達のドライバーで、ビットの食いつきが良く長時間使っていても疲れを感じません。通常のドライバーに比べると値段はかなり張りますが、使い続けていると愛着がわいてきて、大事に扱うようになりました。やっぱり高い工具は使い勝手が全然違いますね。そしてこのフォルム・・・。ひと目でsnap onと分かるスタイルが個人的に好みなんですよ。

<エンジニア>
マイコン設計者 40代

<溺愛工具はこれ!>
「HAKKO」の携帯用吸着ピンセット

メーカーサイトより取得

<理由>
サンプルを吸着して別のトレーに移動する際に、吸着が弱いとサンプルが落下し、リード(LSIの端子部分のこと)が折れ曲がってしまいます。先端がゴム素材ですので劣化はするのですが、長く使っていると100回でダメになるものと1000回使っても問題なく吸着できるものがあり、ばらつきが大きい。その点、このHAKKOの商品は本当に長持ちしますね。手放せない一品です。

<エンジニア>
電気電子回路設計者、組込みソフト設計者 40代

<溺愛工具はこれ!>
JETSTREAM(三菱鉛筆株式会社)のボールペン

メーカーサイトより取得

<理由>
エンジニアとしてのツールはいろいろあるでしょうが、今回はあえてボールペンをチョイスしました。たくさんボールペンがある中で、なぜこのボールペンなのか。それは、書き味がおそろしくなめらかだからです。はっきり言ってクセになりますよ。筆記具に、書きやすい、という要素はとても重要です。すぐに書けて、ストレス無く、なめらかに書けると、アイデアもひらめきやすい。書くことに抵抗感がなくなります。
ところで、PCやスマホの時代なのに、なぜボールペン?と思う人もいるかもしれません。しかし、アイデアが浮かんだとき、急ぎで上司や先輩に指示を受けたときなど、さっとメモに書き留めておきたい、という状況は日々のお仕事では結構ありませんか? PCやスマホだと、電源ONして、アプリを起動して・・・なんてやっていると、せっかくのアイデアを忘れてしまったり、指示をもらった上司や先輩に改めて聞き直さないといけなかったりと、ロスが大きいのです。

まとめ

いかにもエンジニアらしく、普段仕事に使うツールだけでなくボールペンにまでこだわりあり。彼らが日常の仕事にどんな姿勢で臨んでいるのかも垣間見えました。


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