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CAREER LABRaspberry Piで「防犯カメラ」。手持ちのWebカメラで作ってみよう!(後編)

Raspberry Piで「防犯カメラ」。
手持ちのWebカメラで作ってみよう!(後編)
DATE2015/09/11
Raspberry Piで「防犯カメラ」。手持ちのWebカメラで作ってみよう!(前編)
前編では、Raspberry PiにWebカメラを接続し、「防犯カメラ」としての機能を搭載してみました。
これにより、スマホからWebカメラの映像も確認することができました。
リアルタイムで映像を確認できます
ただ、Webカメラの前で大きな変化があると、映像を画像として自動保存してくれるのですが、Raspberry Piの中にあるので取り扱いが難しいのが弱点でした。そこで今回は、Raspberry Piに保存されたWebカメラの「画像」を、スマホからでも閲覧できるようにして、誰でも簡単に扱える「防犯カメラ」にしてみたいと思います!  

「DLNA」を活用してみよう!

さまざまな機器同士を、LANで相互に接続できるように取り決めたルールが「DLNA」です。つまり、「DLNA」を利用することで、「スマホ」と「Raspberry Pi」を簡単に繋げて、画像ファイルを共有することができるわけです。
「DLNA」を利用することで、「スマホ」と「Raspberry Pi」を簡単に繋げることができる
そこで、まずはRaspberry Piで「DLNA」が利用できるように、「MiniDLNA」をインストールしましょう!

$ sudo apt-get install minidlna


インストールが完了したら、「MiniDLNA」の設定ファイルを以下のように修正して保存します。

$ sudo vim /etc/minidlna.conf

media_dir=/var/lib/minidlna ⇒ media_dir=P,/tmp/motion
(DLNAのメディアフォルダを、Motionの画像フォルダに修正)

#inotify=yes ⇒ inotify=yes
#notify_interval=895 ⇒ notify_interval=895
(いずれも「#」を削除するだけです)


以下のコマンドで、修正した設定を反映しましょう。

$ sudo /etc/init.d/minidlna force-reload


最後に、Raspberry Piの起動と同時に「DLNA」を利用できるようにしておくと便利でしょう。

$ sudo update-rc.d minidlna defaults

スマホでも「DLNA」を利用しよう!

Raspberry Piで「DLNA」が利用できるようになったので、スマホ側も設定しましょう!…と言っても簡単で、「DLNA」を利用できるアプリをインストールするだけです。
media:connectアイコン
さまざまなアプリがあるのですが、最も定番なのがコチラでしょう。
アプリを起動すると、自動的にRaspberry Piが認識されて表示されます。
アプリを起動すると、自動的にRaspberry Piが認識されて表示されます。
もし、表示されない場合は、Raspberry Piのコンソールから以下のコマンドを実行してみましょう。

$ sudo /etc/init.d/minidlna start

続いて、写真フォルダを選んでみます。
続いて、写真フォルダを選びます
すると、Raspberry PiのWebカメラで保存された画像が表示されました!
Raspberry PiのWebカメラで保存された画像が表示されました
これで、スマホから何か変化のあった画像だけを確認したり、スマホに画像を保存したりが簡単にできるようになります。
画像の保存やシェアも簡単
Raspberry Piと同期しているので、Webカメラが何か動きを察知して画像を保存する度に、スマホから新しい画像を確認することができるわけです。

なおかつ、スマホのブラウザからは、リアルタイムな映像を確認することも可能なので、これにより本格的で扱いやすい「防犯カメラ」が完成したことになります!

まとめ

今回は、誰でも簡単に扱える「防犯カメラ」というテーマに挑戦してみましたが、如何だったでしょうか? 応用例として、複数のWebカメラをRaspberry Piに接続すれば、いろんなエリアを防犯することも可能になります。

また、植物やペットの成長記録として活用するのも楽しいでしょう。ぜひ、みなさんも手持ちのWebカメラを用意して、自分だけの防犯カメラに挑戦してみてください!

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