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CAREER LABホンダ、新型NSX を国内発表。既存スポーツカーに真っ向勝負!

ホンダ、新型NSX を国内発表。既存スポーツカーに真っ向勝負!
DATE2016/09/01

本田技研工業株式会社(以下、ホンダ)は、2016年8月25日に新型NSXを国内発表しました。注目はホンダの技術を集結しハイブリッドシステムです。

ところで、旧NSXと言えばアルミモノコックボディで、製造ラインがほぼ手組。価格以上に価値ある車でした。それがどのように変わったのか非常に気になる。早速、Honda ウェルカムプラザ青山に取材へ。

新型NSXは、ウェルカムプラザを入ってすぐの場所に!その写真がこれです。

カタログを入手し開いてみると、中央にあるキャッチフレーズがこれです。早速、カタログを入手し開いてみると、中央にあるキャッチフレーズがこれです。

「ORIGINAL MUST BE DONE. ホンダにしかできないことを。」

さすが、ホンダ。大胆なキャッチフレーズを大上段から振りかざしてきました。

確かに、八郷社長は新型NSXを「これまでのクルマにないまったく新しい操る喜びを実現した新時代のスーパースポーツ」と紹介し、新開発責任者のテッド・クラウス氏は「新型NSXはホンダにしか造ることができないスーパースポーツ」と言っています。
ウェルカムプラザのデモでも「ホンダのプライドにかけて」という枕ことばをつけています。
ホンダにとっても、自信作なのでしょうね。
さて、この新型NSXは、どのような車なのでしょうか。

瞬時に反応する加速性能 – 100Km/Hまでの加速が3秒以内

駆動部は、3.5リットルV6ツインターボエンジン + ドライブモータ + 前輪直結モータ×2台で、合計で4台。このエンジンと3つのモータを組合せることで、100Km/Hまでの加速が3秒以内という加速性能を実現しています。
新型NSXの基本コンセプトの一つに「瞬時に反応する加速性能」があるが、それは、この仕組みで実現されています。

出典: ル・ボランブースト http://levolant-boost.com/2016/03/16/7507/

ドライバに呼応するハンドリング性能

車は、走る時にはすっと走り、止まるはすっと止まり、曲がる時にはきゅっと曲がるべきです。ホンダは、ハンドリング性能も基本コンセプトの一つにしています。
NSXはその優れたハンドリング性能を3つのモータで作るSport Hybrid SH-AWDと呼ぶ仕組みで、すなわち、左右の前輪に独立したモータを置き回転速度をずらすことでそのハンドリング性能を実現しているのです。

出典:Car Watch http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/727524.html#18_s.pnglant-boost.com/2016/03/16/7507/

扱いやすさ - Human Support Cockpit

ホンダは車の扱いやすさに関する人間工学的な配慮を「ヒューマン・フィット」と呼び、基本コンセプトの一つにしています。
視認性は扱いやすさの一つであるが、新型NSXはピラーを更に細くして前方の視認性を高めました。それは、3次元熱間曲げ焼き入れ加工(3DQ)法を用いて高張力鋼板を加熱し冷却することで、1.5GPaの引っ張り強さを実現しつつ10円玉大の細いピラーを実現しました。

出典:日経テクノロジー http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/car/15/082400031/082500001/?rt=nocnt&d=1472292657036

また、メーターパネルでも、カラー液晶ディスプレイによる高い視認性、シンプルで直感的なインターフェースを実現しています。

出典:Car Me http://car-me.jp/features/5

ドライブモード - 走行シーンに応じた4つのモード「Integrated Dynamics System」

新型NSXは市街地からサーキットまで走行シーンに合わせて4つのモードを持っています。

  • Quietモード:低速域における走行。電動走行のみも可能。エンジンによる走行も可能だが、エンジン回転数が4000rpm以下という制限がある。
  • Sportモード:エンジン回転数の制限が解除された状態。これがデフォルト。
  • Sport+モード:ワインディングロード等に適切。Sport Hybrid SH-AWD や9DCTがフル稼働し、ドライバをサポート
  • Track:極限の動力性能を発揮し、サーキット走行に最適化実現する「ローンチモード (発進時にエンジンと3モータをフル活用した加速)」も備える。

終わりに

さて、いかがでしょうか。新型NSXを欲しくなりましたか。
この新型NSXも予約受付は始まっており、販売は2017年2月27日からです。
ただ、希望価格は2370万円です。前回は800万円程度でしたから、約3倍です。
この価格を、新型NSXの性能を考えて、割高・割安・妥当と思うか。あるいはPorsche918やPorsche911ターボ、Audi R8と比較して割高・割安・妥当と思うか。
いずれにせよ、ホンダは日本での販売目標を年間100台に設定しています。我々には見て楽しむものなのでしょうね。

もう一つ。NSXを見て、ホンダの話を聞いて思ったことは、エンジニアならば最高の仕事がしたいし、仲間にも最高の仕事をやらせてあげたい、ということです。ホンダスピリットに刺激されたようです。

最後、青山のホンダウェルカムプラザの受付に飾られていましたNSXをお見せしましょう。このNSXならば手にいれられますね。


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