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CAREER LAB【PSVRがやってきた Part3】PSVRが入ってくると、何がどう変わる?

【PSVRがやってきた Part3】PSVRが入ってくると、何がどう変わる?
DATE2016/10/14

いよいよ、PlayStation VR (以下、PSPRと記す)が10月13日に発売開始になる訳ですが、それによって、一体、何が変わるのでしょうか?
最後にそれを考えていきましょう。

ビフォー PSVR

今、私たちはPlay Station4 (以下PS4を記す)を図1のように使っています。

図1- PS4の使い方 (ビフォー PSVR)

PS4にインストールしたゲームを一人で楽しむ場合もあれば (シングルプレイ)、PlayStation Plus経由でマルチプレイを楽しむこともできます。また、コントローラが複数あれば、友達とゲームを楽しむこともできます。
動画視聴ということでは、PS4をDVDプレイヤとして利用することができれば、PSN経由でNetflixやHuluを楽しむことができます。もしも、nasneを持っていれば、nasne経由で地上波TV/BS/CSを視聴することができるし、そこに録画された動画をみることができます。

ここにPSVRを追加すると、何が変わるのであろうか?

PSVRが入ってくると、PS4の使い方は図2のようになるでしょう。

図2- PS4の使い方 (アフター PSVR)

ゲームの楽しみ方としてはシングルプレイやマルチプレイがあるが、その様子は以下にようになる。一人は仮想現実の中に没入し、残りの四人はTVセットを見ながらゲームをすることになります。
参加者全員が同じ仮想現実に没入するためには、今とは仕掛けが要りそうです。

図3- PSの遊び方 (アフターPSVR)
出典:ソニー PlayStationサイト

既に何人もの人が予想しているが、今後、コントローラが変わっていくことになるだろう。図4にPS Moveを使っている様子を示しますが、何か違和感やというか、物足りなさを感じます。
今後、利用者がコントローラを実際に見ることもなくゲームを操作できるように、コントローラの形状や装着方法が、画面の作り方も含めて変わってくると推測されます。

図4- PSムーブの利用方法
出典:PlayStation サイト

実際、ソニーは手袋型のコントロールを考えており、それを特許として出願しています。この特許も含めて、コントローラが今後、どのように進化していくのか、画面がどのように進化していくのか、楽しみです。

図5- グローブ型コントローラに関するソニー特許図面
出典:Sony has filed a patent for a glove controller

PSVRが入ってきた時、もう一つ変わるのはテレビ放送の視聴方法です。

簡単に言うと、一人で見る限り、TVセットは要らなくなくなります。
PSVRをシネマティックモードで使うと、スクリーンのサイズは2.5メートルの距離から、
- 117インチディスプレイを見ている感覚 (これでもS)
- 163インチディスプレイを見ている感覚 (これでM)
- 226インチディスプレイを見ている感覚 (これでL)
ということになります(図6)。

図6- PSVRをシネマティックモードで使う (イメージ図)
出典:VRゲームダイバー

今、市販されているテレビの最大サイズは85インチ程度で、しかも、価格は100万円以上です。PSVRが提供する体感は、かなり得難く、かつコストパフォーマンスも良いものになりそうです。この画面で、PS4が持つDVDプレイヤから再生された動画、あるいは動画サイトからの配信コンテンツを見ると、今までとはまったく違った体感を得られそうです。
惜しむらくは、横で一緒に見ている人の顔が見えないということです。これは、今後の改善に期待したましょう。

また、360度カメラが、リコー(図7)を始めいくつかの企業から発売され、そのカメラで撮った写真・動画も公開されています。

図7- リコー社 THETA動作イメージ図
出典:リコー社 THETA製品ウェブサイト

PSVRをVRモードで使うと、この360度写真が、そのままで閲覧できる訳です。山頂からとった写真をつないで、それをもって360度のパノラマ写真としているケースがありますが、360度カメラで撮影した写真・動画をPSVRで見ると、自分が山頂にいるような体験ができる訳です。
これは、画面が大きくなったということ以上の体験が得られ、楽しそうです。

終わりに

このように考えると、PSVRは仮想現実の中でゲームを楽しむということに加えて、映像について、楽しい体験を私たちに提供してくれます。
仮想現実は、まだまだ始まったばかりです。これからが楽しみです。


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