モノづくりエンジニアのための情報ポータルサイト|エンジニアピット

CAREER LAB文系OL ものづくりに挑む 「Photo shopで3Dプリントできました!」 (前編)

文系OL、ものづくりに挑む
「Photoshopで3Dプリントに挑戦」前編
DATE2015/04/09
文系OL・ポピー(文学部英文学科卒)が最先端のものづくりエンジニアが使用すると噂の「3Dプリンター」に挑戦する企画第二弾です(前回はこちら)。

前回の「3Dプリンターはじめました」では大変お見苦しい完成品をお見せしてしまい申し訳ございません・・・。恥ずかしさのあまり引きこもりたい気持ちでした。

そこで、今回は気を取り直して張り切って頑張っていきたいと思います!今回は前・後編でAdobeの有名ソフト、「PhotoshopCC」に追加・強化された3D機能でモデルを作成してプリントアウトしていきます。
文系OL ものづくりに挑む「Photo shopで3Dプリントできました!」前編

Photoshopならではの文字作成をしよう!

「Photo shop」の機能でまず思い浮かぶのが、写真加工・シェイプでの飾り付けや豊富なフォントで作成するテキストですよね。

今回はiPhoneケースに「Photoshop」ならでおしゃれな文字等を立体にして飾りをつけて3Dプリンターで出力してみたいと思います。

どんな文字を作成しようかと色々考えましたが、やっぱりおしゃれにするならラテン語だろう、という安易な考えでラテン語の格言にします。
そして探すこと約10分。見つけました。

Aut viam inveniam aut faciam.
私は道を見つけるか、さもなければ道を作る

これです。言っていることがとてもかっこいい気がするのでこれにします。
で、お楽しみのフォントですが、たくさんありすぎて迷ってしまいますね。  
ラテン語かっこいいじゃないですか!
今回はラテン語なので、なんかカリグラフィっぽい文字のほうが決まるような気がします。なので「Bodoni MT Poster Compressed」のフォントを使いました。

文字を打ち込んだら、Photoshopの3Dタブをアクティブにして、「3D押し出し」をチェックしてモデルを作成!
立体的ですね♪
こんな感じになりました!なんか…凄すぎっ!!クリエイターの方はPhotoshopだけで何でも作れそうですね。レンダリングもできますし。Photoshopはgifアニメなども作成できますので、短い3Dアニメはすぐに作れそう!

さて、ひとしきり眺めた後は、飛び出すぎているオブジェクトを適度な長さに調整します。
どこまで伸ばせるのか試したくなりました
このくらいでしょうか?この辺りは完全に好みというかどんなものが作りたいかによるので、感覚で調整するといいと思います。調整し終えたら一旦保存しておき、閉じておきます。

Photoshopならではの装飾を作ろう

次は機械的な飾りを何か配置したいですね。機械といえば車!車といえばギア!ギアといえば歯車!!というわけで歯車にします。

新しいファイルを作成し、そこに好きなようにオブジェクトの形を描画します。パスツールやシェイプで作成すると良いみたいです。ある程度感覚で作成できるのはPhotoshopの醍醐味ですね!
こんな感じの歯車を作成しました。
こんな感じの歯車を作成しました。
この歯車を先程同様に3D押し出しでオブジェクトにします。こちらもある程度オブジェクトを整え、全体を見渡してチェックします。特に問題がなければこの二つのオブジェクトとiPhoneケースモデルを結合させます。
結合する手順は
  • メニューバー【ファイル】→リンクを配置で結合したいオブジェクトを開く
    (同じ画面上に表示されますが結合はされていません)
  • レイヤータブで結合したい各オブジェクトを選択
  • メニューバー【3D】→3Dレイヤーを結合
です。これで同じ3D空間にオブジェクトが配置されたかと思います。
さて、こんどはどうするかというとオブジェクトをケースの表面に浮き立たせたいので埋め込むように配置します。
埋 め 込 ん で や り ま し た
これで終了です。
「123D Design」を使用したことがある人は「コンバインは?」と思うかもしれませんが、Photoshop上では必要ありません。

埋め込み後、3Dモデルをくまなく点検し(埋め込んだオブジェクトが裏面に突き破って出ていることが多いので注意)問題がなければ属性タブをアクティブにし、プリント先とプリンターを選択します。(私はSDカードにデータを入れるので「ローカル」で「Export STL」にしています)

3Dタブをアクティブにし、プリントを開始ボタンをクリックします。プレビューの画面が出て、特に問題がなければ書き出しボタンをクリックしSTLファイルを生成したらPhotoshopによるデザイン工程は終了となります。
ここまでくれば勝ったも同然
Photoshopで作成してみた感想ですが、CADでデザインしづらい部分が簡単にできるのが大きいポイントですね!

また、画像をテクスチャとして張れるので、デザインに沿ってへこませたりすることもできて、製作物のデザインの幅がぐんと広がりました。

3DCADorソフト+Photoshopという使い方が3Dプリンターモデル作成で今後定着していきそうな気がします。

さて、今回はここで終了です。
後編では「replicator G」での出力調整から行っていきたいと思います。

エンジニアピット キャリアラボ一覧へ戻る