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CAREER LAB文系OL、ものづくりに挑む「Photoshopで3Dプリントに挑戦」後編

文系OL、ものづくりに挑む
「Photoshopで3Dプリントに挑戦」後編
DATE2015/04/13
文系OL・ポピー(文学部英文学科卒)が最先端のものづくりエンジニアが使用すると噂の「3Dプリンター」に挑戦する企画第二弾です(前編はこちら)。

前編では「Adobe Photoshop CC(以下、Photoshop)」を使用した3Dモデリングに挑戦し、見事!エクスポートに成功しました。

今回は前回Photoshopでエクスポートしたデータを基に、「Replicator G」での調整作業に入りたいと思います。
文系OL ものづくりに挑む「Photo shopで3Dプリントできました!」後編

いよいよ出力です!

さて、Replicator GでPhotoshopからエクスポートしたSTLファイルを開くことに無事成功したので、まずは位置を調整しましょう。

前回同様、「put on platform」と「center」のボタンを駆使して基本の位置を調整します。  
これは便利です
傾きがあったりする方は「Rotate」で「Lay flat」ボタンを押して傾きを直すとても楽です。

こんな感じで色々と調整しているときに、ふと疑問が生じました。どこの面を下にすれば一番きれいにできあがるのか……。

そこで、デザインを損なわずにきれいなケースに仕上げる為、私は4パターンの設置の仕方を考えました。

エクストルーダーに気をつけよう!

その1:「縦置き」の横向き

ミニチュアの高層ビルみたい
その名の通り、縦にオブジェクトを出力する、かなり不安定になりそうな設置方法です。

ただ、私の頭で勝手に想像したところ、デザインが一番きれいに出そうなのがこの置き方でした。せっかくphotoshopでデザインしたのだから、せっかくならきれいにプリントしたいじゃないですか!!

まあやってみなければわからないですけど……。

というわけでさっそく「縦置き」やってみました。結果がこちらです!
ぱさぱさのささみみたいですね。
うーん。失敗ですね。この下のメッシュ状のもの(エクステリア)が途中からだいぶ浮いてはがれてしましました。エクステリアは造形中のオブジェクトが下のプレートからずれるのを防いでくれたりするものらしいです。

二つのエクストルーダー(樹脂が出てくる口)が横に連続でついているので、この「縦置き」だと、使用していないエクストルーダーが造形中のオブジェクトにに当たってしまっています。そのため、強い負荷を造形中のオブジェクトがうけるので結果としてオブジェクトがプレートから剥がれしまうようです。

しかしそれさえなければ成功していた……!!あきらめきれない私は次の手段に出ることにしました。
その2:「縦置き」の縦向き

デュアルヘッドが邪魔なら、触らせなければいいじゃない。というわけで今度は世にも奇怪な縦向きでの出力をしてみたいと思います。
ここまでは良かった。
ん?なかなかいい感じじゃないですか??
文字の部分に若干のブレがあるものの、おおよそ綺麗にできたのではないでしょうか!ただ一つ致命的な欠陥を除いて……。
割 れ て ま す ね。
誰がどう見ても割れています。「さけるチーズ」みたいに裂けています。

これは縦置きにした結果、一番面積の広い部分に格子状の層を作ることができず、結果として上層と下層の間の結合が弱くなってしまったことが原因なんだと思います。

叩くと層が薄いのか、とても軽~い音がします。iPhoneケースとしてはちょっと頼りない……。というわけで、こちらも没です。
いきなり二回も失敗してしまい心が折れそうでしたが、もちろんまだやりますよ!

次回、完結編に続く。

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