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CAREER LAB文系OL、ものづくりに挑む「Photoshopで3Dプリントに挑戦」完結編

文系OL、ものづくりに挑む
「Photoshopで3Dプリントに挑戦」
完結編
DATE2015/04/15
文系OLポピー(文学部英文学科卒)が最先端ものづくりエンジニアが使用するという「3Dプリンター」に挑戦する企画第二弾・完結編です(前編後編はこちら)。

やっと出力ができるようになったと思ったら、2回も失敗してしまいました。しかし成功に失敗は付きものなので仕方ありません。今回は、3回目の出力の様子からお伝えしていきます!
文系OL、ものづくりに挑む「Photoshopで3Dプリントに挑戦」完結編

出力はとても難しいのです。

その3:寝かせて「横置き」

2回目の出力では縦にして失敗したので、寝かせて作ろうではありませんか。
今度はデザインが浮き出ている面を下、iPhoneを嵌める方を上にして出力したいと思います。

なんか失敗する予感しかしないですね。でもやってみないとわかりませんし、やってみます!
音もそんなに大きくなくていいですよ、この置き方
これは大失敗と言われてもぐうの音も出ません。予想どおりの結果です。デザインがつぶれてしまっています。これは支持構造の問題ではなく、浮き出ているデザイン面をプレート側に向けるという設置の仕方そのものに原因があります。

しかし、できあがったものを触ってみて、大きな収穫がありました。
縦置きよりも固く、しっかりしたケースになっていたのです。

これは大収穫!あとちょっとできれいに出力できる気がします。
その4:寝かせて「横置き」パート2

構造上の欠陥は横置きで克服できることが判明しました。あとはデザインをつぶさないようにするだけです!ということでデザイン面を上にする状態で、作成していきます。
この時はすごくわくわくしていました。この時は。
すごくいい感じですね!
デザイン面は特に問題がなさそうですし、あとは支持構造をはがして、iPhoneをはめる面がどうなっているかです。

支持構造を剥がしてみましたが、特に問題はなさそうですね!
この後、悲劇が訪れる。
ついに完成です。やったついに解放される!!とできたケースをiPhone6を取り付けてみたところ悲劇は起きました。

「なんか小っちゃい気がする……。
いやいや、サイズは何もいじってないんだからそんな筈は無い。」

「エイッ!」

バキッ
おわかり、いただけただろうか……?
割れてしまいました。なんということでしょう。

勝利は目前まで迫っていたというのに、まさかの逆転負けです。

せっかちな自分の性格が裏目に出ました……また1からやり直ししようと思います。

最後のプリントアウト

というわけで最終決戦です。自分的にはボス倒したと思ったら真ボス出てきた!みたいな気持ちです。こっちの体力は限りなく0に近い。

割れたiPhoneケースと今までのケースを比較すると、やはり少し小さめでした。調べてみたところ長時間の出力で下の方から冷えて、結果収縮してしまったのが原因のようです。

プラットフォームの温度を上げれば多少は解決するようですが、根本的な解決は難しいそうです。……ということはモデリングの状態から大きくするしかない!ということで3Dモデルのサイズを2%ほど大きく設定し、最後の出力です。
とてもいい感じに仕上がっていますね。さて、出力が終了したらサポート材をはがしてiPhoneに装着してみましょう。
長い戦いが終わった。
できましたー!!やっと完成です。

どこからどうみてもiPhoneケースです。これで完成しなかったら正気を失うところでした!

心残りがあるとすればデザインが絶望的にダサいことですね。しかし今はどうでもいいです。完成品になってくれてありがとう!

今回は少し長くなってしましましたが、いかがでしたか?
きっと3Dプリンターの難しさが伝わったかと思います。考えてみれば当たり前ですが、3Dプリンターは必ずしも万能ではなく、環境要因によっても完成が左右される非常にデリケートなものです。

しかし今回のPhotoshopを使った3Dプリントの仕方は慣れればとても楽しいですし、今までの常識を覆すようなデザインも可能です。

3Dプリンターをお持ちでない方も3Dプリント出力サービスがありますので(参考:DMM.make)簡単に作成できますし、Photoshopをお持ちの方はぜひ3Dプリントに挑戦してみてください。

それではまたいつかお会いしましょう。

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