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CAREER LABBASICが動く「IchigoJam」ボードでゲーム作りに挑戦!(組み立て編)

BASICが動く「IchigoJam」ボードでゲーム作りに挑戦!(組み立て編)
DATE2015/06/01
みなさんは「IchigoJam」というマイコンボードをご存知でしょうか?

プログラミングの教育に最適とされるBASIC言語を利用することができ、テレビやキーボードに繋げて起動すれば、即座にプログラミングが可能となるボードです。

ラズベリー・パイよりもさらに小さいサイズながら、入出力ポートやシリアル通信も備えており、話題のIoT開発やロボットの制御なども実現可能な小型PCと言えるでしょう。

そこで今回は、「IchigoJamプリント基板キット」を使い、はんだ付けをしながら組み立てる過程から、最終的にBASICを駆使してゲームを制作するところまでをご紹介しようと思います!

準備するもの

「IchigoJamプリント基板キット」には、必要となる電子部品はすべて揃っているので、あとはお好みではんだ付けに必要な道具を準備することになります。  
準備するもの
  • 「IchigoJamプリント基板キット」
  • はんだコテ&はんだ
  • コテ台&コテ先清掃用スポンジ
  • ペンチ&ニッパー
(あると便利なモノ)       
  • テスター
  • 作業用マット
テスターは、抵抗値やはんだ付けの具合などを確認するのに便利…という程度のモノなので、必ず必要というわけではありません。

基本的に、小学生でも組み立てられるように設計されており、説明書通りにはんだ付けをすれば完成するので安心してトライしてみてください!

早速、はんだ付けしてみよう!

同封の説明書には、初心者向けにどの部品からはんだ付けをすればベストなのかが記載されています。

その記念すべき、1つ目の部品は「R1」に付ける470Ωの抵抗です!
「R1」に付けた470Ωの抵抗
※抵抗には、極性がないので「向き」は気にしなくてもOKです。

はんだ付けの基本は、まずコテ先を基板に当てて温めることです。それからはんだを近づけて適量溶かし、はんだの方を先に離してからコテ先を戻します。
まずコテ先を基板に当てて温めてからですよ!
※はんだを盛りすぎた場合は、別途「はんだ吸い取り線」などを使いましょう。

抵抗は、足の部分を曲げないとうまく基板にハマらないので、あらかじめペンチなどで根元を曲げておくと作業がしやすくなります。
抵抗はあらかじめペンチで根元を曲げておくと良いです
「IC2」に付ける、「IC用ソケット」は部品が大きいので、最初に対角線上の1ピンだけはんだ付けをして、浮いたりズレたりしていないかを確認するのがコツです。
「IC2」に付ける、「IC用ソケット」は部品が大きいです
確認後に、反対側の1ピンと残りのピンをはんだ付けすると良いでしょう。
(※切り込みが、上になるように設置しましょう…)

「CN1」に付ける、microUSB端子用の「ピンヘッダ」は、ニッパーで「5ピン」と「1ピン×2」に分ける必要があります。
microUSB端子用の「ピンヘッダ」は、「5ピン」「1ピン×2」に分ける
そして、CN1に配置したら、その上からマイクロUSB端子をかぶせてはんだ付けを行います。
ピンヘッダは、足が長いので台座のようなモノを基板の下に置くこと
ピンヘッダは、足が少し長いので何か台座のようなモノを基板の下に置くと、作業がしやすくなります。

「CN3、CN4」に付ける「ピンソケット」は、まず1ピンだけはんだ付けをしてから状態を確認しないと、すぐに歪んだり浮いたりするので注意が必要です。
はんだコテをうまく使いピンソケットを矯正していきます
歪んでいる場合は、はんだコテではんだが溶けている状態にしておいて、指でピンソケットを矯正しながらコテ先を離すとキレイに付きます。

「IC」を接続して完成!

すべての部品を「はんだ付け」したら、最後に「IchigoJam」のコアとなる「IC」を接続します。

ただし、初期状態だとICの足が開きすぎており、そのままでは「IC用ソケット」にうまく挿入できません。そのため、まずは平らな机の上で、ICの足を内側へ軽く曲げておくのを忘れないようにしてください。
ICの足を内側へ軽く曲げておくのを忘れないように
そして、だいたい90度くらいに曲がったところで、極性に注意しながらソケットに挿入すると「完成」です!
極性に注意しながらソケットに挿入したら完成!
ちなみに、「CN2」のPS/2端子と「JC1」のビデオ端子は、ケーブルを抜き差しするので多めにはんだを付ける部分があります。ここに最適のはんだ量が供給されているかを、最後にもう一度確認しておきましょう!
最適のはんだ量が供給されているかを、最後にもう一度確認しておきましょう!
はんだが少ないと、端子が外れてしまう危険性があるので要注意。

まとめ

今回は、「IchigoJam」をゼロからはんだ付けして、最後にICを挿入して完成させるまでをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

初めてはんだ付けにトライされた方は、意外と簡単だったことに驚かれているかもしれません。あとは、テレビなどに接続すれば、すぐにでもプログラミングを開始することができます!

後編では、「IchigoJamの起動」や「ゲーム制作の基本」などに挑戦してみるので、お楽しみに!

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