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CAREER LAB求められるのは「普通力」?!エンジニア就活で面接官が注目しているポイント、ベスト3

求められるのは「普通力」?!エンジニア就活で面接官が注目しているポイント、ベスト3
DATE2016/04/21

就活生のみなさんは、面接の準備というと、定番の質問に対する「自分らしい回答」と考えてはいませんか。違います。面接官が注目しているのは、気の利いた個性的な回答よりむしろ、社会人として当たり前の振る舞いができるかどうか。重要なのは「普通力」だったのです。

「いやいや、個性が重視される時代に何を言っているの。普通にしてたら他の就活生と差別化できないじゃん」、と思いますか?

今回は、実際に面接官が面接時に注目しているポイントを、優先順位の高い順にランキングでご紹介します。普通力とは何か。なぜ普通力が重要なのか。個性と普通とは両立しないのか。一緒に考えていきましょう。

求められるのは「普通力」?!

新卒面接の注目ポイント、第1位:身だしなみは社会人なみに

出ました。身だしなみ。当たり前すぎでしょうか。しかし案外、そんなの当たり前と軽視してしまう人が非常に多いのは事実なのです。エンジニアとは「人前に出ず手作業に没頭する仕事だ!」という一昔前のイメージに捉われている人ならなおさらかもしれません。

近年、エンジニアが携わるプロダクトは、様々な業界で急速に、多機能化が進んでいます。スマートフォンや電気自動車などはその代表例で、比例して1つの案件に関わる人間の数は大人数化の一途をたどっており、それだけエンジニアも人前に出て、会議やプレゼンやご挨拶をする回数も増えてきているのです。

人生を大きく左右するとっても重要な「面接」というイベントに、クタクタのスーツにしわくちゃのシャツを着た就活生が来たら…面接官はきっとこう思うでしょう。

「入社後のこの人、無精髭に寝癖で働くんだろうな…」
「社外の人にも平気でだらしない格好で会うような人は困るな………」と

『人は見た目が9割』という書籍が流行したのは10年前ですが、就活面接でも、見た目は一番重要。
まぁいっか、で済ませずに、最低限、以下のチェックポイントは直しておきましょう。

髪:着色や脱色は基本NG、自毛の色が望ましい。分け目は真ん中や4-6分など中央近くが真面目な印象を与えやすい。ロン毛や極端な短髪はマイナスイメージも。当然寝癖は直しておく。
髭:おしゃれ髭も原則NG。必ず朝、剃っておく。遅めの時間に面接がある場合、髭が濃い人はもう一度剃っておくと安心。
スーツ:黒・灰・紺などオーソドックスな単色でそろえる。縞も含め模様や柄があるものは避けるのが無難。長期間の就活でくたびれが目立っていると感じたらクリーニングにだしておこう。
シャツ:面倒でも1回使ったごとにアイロンがけしておきたい。襟元のシワやよじれは面接で向かい合って座っていると案外目立つ。
ベルト:黒や茶など、深い色の革ベルトがベター。靴色と合わせられるとなおグッド。幅は太すぎず細すぎず3センチ前後。ナイロンや布製のオシャレベルトを使いたい気持ちもわかりますが、面接の際には悪目立ちにしかなりませんので避けましょう。
靴:年長者の中には「靴を見れば仕事のできる人かわかる」と考える人は多いようです。落ち着いた黒や茶の革靴を選ぶのはもちろん、大切な面接の前日にはちゃんと靴磨きして汚れも落としておきましょう。
汗:暑い日に汗をかくのは当然ではありますが、走ったり直前に会場に着いたりすると自分だけ汗をかいているという状況で面接が始まります。落ち着きのない人、時間管理のできない人という印象を与える危険があるので、余裕のある時間に会場入りして、お手洗いなどで身だしなみを最終確認するようにしましょう。

新卒面接の注目ポイント、第2位:聞く姿勢は話す内容より大事

面接本で「模範解答」を用意してきた就活生によく見られるのが、面接官の話をちゃんと聞かないという状況。覚えてきたアピールポイントを間違いなく全部言い切るのに必死で、面接官から質問した内容と微妙にズレた回答を繰り返す人、というのは本当に多いです。
大切なのは、質問の内容をちゃんと聞いて理解すること。そして、質問に対して正直に答えること、です。
就活生は誰もがみんな仕事の初心者。入社してから先輩や上司の指導を受けて、少しでも早く成長をしていかなければなりません。ですから先輩や上司の意見に素直に耳を傾け、その知識や経験を吸収する「素直さ」は、社会人になってすぐ、一番最初に必要とされる重要なスキルなのです。
考えてみてください。知識も経験もまったくないのに、先輩や上司の言うことをキチンと理解しようともせずに自己流を繰り返す社会人を。そんな自分勝手な態度の人が職場にいたら、チームは機能をしなくなりますよね?
そういった意味では、就活生はまだ不完全なのが当たり前。面接官は、あらかじめ用意された模範的回答にほとんど興味がありません。それより、目上の人が言うことに真剣に耳を傾ける姿勢。質問の意図を正確に把握しようとする現場での努力こそが、面接官には高く評価されるのです。
以下のチェックポイントは、仕事の現場でも必要となる会話の基礎です。面接の前は、友人、家族、先輩などに頼んで、模擬面接をしてもらって身につけておきましょう。

目:相手が話している際は相手の目を見る。自分が話す際、回答を考えている際には、必要に応じて目線を外すこともあると思われるが、相手を見ている状態が基本である。
足:つま先を相手に向け、膝は男性なら拳1つ分ほど開き女性は膝をつける。貧乏ゆすりはダメ。
手:基本は両膝の上。自分が話す際、身振り手振りが自然と出る分には差し支えない。
背:背筋はまっすぐ伸ばす。椅子の背もたれにはつけない。脳天を宙から吊り下げられている状態をイメージできると姿勢が良くなる。

新卒面接の注目ポイント、第3位:話し方は話す内容より大事

さすがに第3位にもなれば話す内容が大切という話が出てくるでしょーと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、残念ながら3位は「話す内容」ではなく「話し方」です。
具体的に、どんな話し方がNGなのでしょうか。

NG例1.声が小さく聞き取りづらい。
NG例2.話している間ずっとうつむいているなど目線が合わない。
NG例3.体が揺れたり手もみするなどソワソワしている。
NG例4.敬語ではない、妙に馴れ馴れしい。
NG例5.「わかりません」「そうです」「前の人と同じです」など極端に回答が短い。

ハッキリ言って、このうちの1つでも当てはまる就活生の話は、いかにその内容が個性的だろうが、模範的だろうが、面接官の耳には入ってきません。ただただ、悪い印象を与えるのみです。
冒頭で、個性と普通は両立しないのかと問いを投げかけましたが、正解は「普通のことを当たり前にできるという共通認識の先にしか個性が認めてもらえる機会はない」ということになるでしょう。
では、面接官に好印象を与える話し方とはどんなものでしょうか。簡単です。先ほど挙げたNG例を逆さまに実践してみましょう。

OK例1.大きな声でハキハキ話す。喋り下手を自認する理系の人は日常比2倍を心がけましょう。
OK例2.目線を合わせて話す。聞く姿勢と同じ。
OK例3.聞く姿勢をキープして意味なく動かさない。模擬面接で練習あるのみ。
OK例4.どんなにフレンドリーな面接官にも、最初から最後まで敬語を通す。
OK例5.質問の意図に対して「私の」意見を言う。アイ(私 = I)メッセージを心がけましょう。

普通であることは案外簡単で、誰にでもすぐに実践できることです。ところが、面接官がこういった当たり前のことにあえて注目しているということは、それができていない人が今もあまりにも多いということの証明でもあります。
エンジニアの仕事においても、基礎ができていない人は応用を発想することはできません。面接も、普通ができていなければ個性を評価されることはないのです。
就活生のあなた!今回上げたポイントをしっかり身につけて、自己満足の面接ではなく、面接官から適切に評価される面接を実現してください。


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