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CAREER LAB転職Q&A 応募条件に合うスキルがあったのに不採用になった!?その理由

転職Q&A 応募条件に合うスキルがあったのに不採用になった!?その理由
DATE2016/06/30

エンジニアの転職活動、うまくいかないのはどうしてでしょう。
今回は、応募条件に関するQ&A。条件には合っているはずなのに採用されないのはなぜ?反対に、応募条件には満たないんだけど応募したい求人があるときはどうすれば良い?一緒に考えていきましょう。

レベルを下げるのではなく「もっと合う人」になれる求人をじっくり探してみよう。

<Aさん/28歳/男性の質問>

転職活動を始めて3カ月。応募条件と自身が身につけたスキルが一致する求人に応募を続けているのですが、なかなか採用に至りません。なぜでしょうか。あまり高望みせず、給与やスキルのレベルが低い求人をねらうしかないのでしょうか。

<エンジニアピットの見解>

応募条件に合うスキルが合うのに採用されない。その理由にはズバリ、以下の4つが考えられます。

1.もっと合う人がいた。
2.人気の求人にばかり応募している。
3.応募条件を上回るスキルを持っている。
4.ヒューマンスキルに問題がある。

もっとも多いのは1つ目の理由。エンジニアの求人は他の職種と比較すると、募集する仕事に対するスキルのマッチングを重視する傾向があります。そのため、たとえ同じ職種の求人でも、同じ業界や同じカテゴリの製品を担当した経験を持つ「もっと合う人」を優先的に採用する可能性があります。
この傾向は、2つ目の理由である人気の求人という条件を同時に満たす場合には、さらに顕著になるようです。倍率の高い求人であればあるほど、採用側はもっとマッチングの良い人材を厳選しようと考えるのは仕方のないことかもしれません。
対策としては、まずはご自身の経歴とマッチングするところが多い求人を選ぶこと。そして、ネームバリューの高い企業や有名プロダクトの他にも選択肢を探してみることです。エンジニアの世界には実は、世の中にあまり知られていない優良企業、技術力の高いメーカーもたくさん存在しています。
会社名だけで応募が殺到する人気求人だけではなく、こうした穴場的な求人も先入観を持たずに検討してみれば、ご自身のキャリアを最大限活かすことのできる仕事が見つかるはずです。
スキルのマッチング検討や、会社選びがなかなかうまくいかないという方は、転職支援のサービスを使ってみたり、あるいは多数の顧客企業と取引実績のある企業で正社員型派遣という働き方を考えてみるのも良いかもしれません。

採用されない理由として案外多いのが、3番目の理由。特に一度の求人で数人、十数人とまとまった数の採用をする場合は、他の採用者と比較して突出して高いスキルや実績を持つエンジニアの採用をあまり積極的に行わないことがあります。これは想定していた水準を上回る給与を支払う準備がないため。また、スキルや経験に見合うポストを用意していない、できないためです。
ですから、なかなか採用に至らないといっても、給与やスキルの水準が低い求人を選ぶのはそれほどオススメできません。時には「なぜこれだけ技術があるのに低い技術レベルの求人に応募してきたのだろう、何か問題がある人物なのでは?」と勘ぐられてしまう可能性もあります。そういう人は逆にスキルや経験を充分に生かせるステップアップ転職を目指した方がうまくいくようです。

4番目の理由として、面接での印象が悪かったり、応募書類の書き方がビジネス書面として成立していないようなケースが考えられます。近年、大人数化が進むエンジニアの仕事現場では、ヒューマンスキルを重視する傾向が進んでいます。エンジニアの中にはコミュニケーション能力に自信がないと感じている方も多いようですが、仕事で必要とされるヒューマンスキルは意識次第ですぐに身につくものです。
まずは、当サイトでも紹介している面接のコツ、応募書類のコツを参考にして、採用の担当者に良い印象を与える努力を始めてみましょう。

技術や経験の不足を補う魅力をアピールできれば応募条件に満たなくても採用されることはある。

<Bさん/24歳/女性の質問>

転職活動を始めてすぐに、とても魅力的な求人に出会いました。ところが、応募条件に書かれているスキルの経験年数が少しだけ足りません。やはり応募条件を満たしていないと、応募するのは迷惑となるでしょうか。自身がとても成長できる環境に思えて、どうしてもあきらめられません!

<エンジニアピットの見解>

Aさんへの回答とは反対のことを言うようですが、応募条件に合っていないのに採用された、という方も少なくはありません。もちろん、応募条件を満たしているに越したことはありませんし、厳密に応募条件で足切りする求人も少なくありません。しかし、不足している技術や経験を補う魅力を感じさせてくれるのであればぜひ採用したいと考える企業も非常に多いのです。
では、不足を補う魅力とは、どんなものでしょう。それはズバリ、以下の2つです。

1.成長したいという意欲
2.応募条件に類似する経験やスキル

エンジニアの転職はマッチングが重視されるとはいえ、現場ごとに異なるやり方、ルールに適応するためにはどんな人でもある程度の時間が必要です。つまり100%のマッチングはありえないのです。
ですから、新しい環境でも前向きに努力して、1-2年くらいの遅れをすぐに取り戻そうと努力できる人柄は、どんな職場でも非常に歓迎されます。逆に、自身のやり方に自信がありすぎて周囲に合わせようとする意識がない人は転職活動も苦戦するでしょうし、転職した後も苦労するでしょう。
特に、若手を対象とした求人では、年齢や経験年数などに関する条件はあくまでも目安として記載をしているだけで、それでも応募したいという人を歓迎する企業はたくさんあります。Bさんのようにご自身の成長意欲が高い方であるならば、その熱い気持ちを伝えることができれば喜んで面接したいと言ってくれる可能性は充分にありそうですね。あきらめずに頑張ってください!

もうひとつ、応募条件に満たなくても採用される理由、として考えられるのは、応募条件に類似する経験やスキルです。たとえば同業界での経験年数が3年以上という求人があったとします。しかし、他業界でそれ以上の年数を経験していたり、隣接する業界で充分な実績をアピールできれば、厳密に応募条件にピッタリであるよりも高い評価を受ける場合だってあります。

このあたりは求人ごとに方針が異なるため、すべての求人で同じことが言えるわけではありません。しかし、どんな求人でも基本的には100%のマッチングはありえないのも確か。行動せずに後悔するよりも、不足を補う努力を意識して思い切った行動をしてみれば、開ける未来もあるかもしれませんね。


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