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CAREER LABエンジニアを目指す就活生必見、志望動機で強調すべき4つのポイントは?

エンジニアを目指す就活生必見、志望動機で強調すべき4つのポイントは?
DATE2016/12/21

応募書類や面接で、必ず聞かれる重要質問は「志望動機」。しかし、何を書いたらよくわからない。どこの会社も同じような内容になってしまう。正直そこにそんなに入りたいわけじゃないから無理に嘘を並べて書く感じ。…就活生から、こんな声が聞こえてくることもあります。なんともったいないことでしょうか!
志望動機とは、その会社に自分が入らなければ理屈に合わないことを納得してもらうための、絶好のアピールの場。企業人事に好感を持たれる志望動機の書き方を、一緒に考えていきましょう!

ポイント1:自分が主役の結・起・転の物語を書く

印象の薄い志望動機に多い失敗とは、「御社の○○に共感しました」というもの。何が問題なのか、わかりますか。映画やマンガの主人公を、思い浮かべてください。仲間やラスボスの意見に共感するだけで自らの意見を持たないキャラが、視聴者からの人気を集めることはありません。誰からも応援してもらえるのは、不器用でも未熟でも自らの言葉で夢や理想を語り、その実現に取り組むタイプのキャラです。
就職活動でも同じこと。面接で会社ホームページの経営理念を繰り返したり、「前の人と同じです」なんて言う人が、人事の印象に残ることはありません。重要なのは、エンジニアとしての自分が達成したい最大の目標が何かをしっかり設定すること。その目標の実現のために、その会社に入ることがなぜ大切なのかを理路整然とした物語にすることが、志望動機を書く/語る意味です。
でも、物語を書けと言われてもどう書けば良いのか。以下の結・起・転の手順を試してください。

ポイント2:エンジニアとしての最大目標を書く

書類や面接の大原則は、まず結論を最初に話すということ。忙しい人事にとっては、もっとも大事な要点だけを最初にまとめてくれる応募者はありがたい存在。逆にいつまでも結論が出てこない話は、時間のムダでしかありません。重要なことは、起承転結の順ではなく、結・起・転の順で話すことを心がけましょう。
では、結論に持って来るべき話題とは何でしょうか。その会社を選んだ理由でしょうか。違います。正解は、エンジニアとして実現したい未来の構想です。
エンジニアの世界は、インダストリー4.0という言葉に表されているように、大きな変革期を迎えています。この1年の間にも、人工知能、ロボット化、サイバーセキュリティ、ブロックチェーンなどなど、ものづくりの概念に大きな影響を与えるキーワードがメディアを賑わし、注目を集めました。
この先エンジニアの仕事やものづくりの世界がどのように変化していくか、実は人事の人たちだって正しい見解を持ってはいません。一部の就活本の中には志望動機を「うちの会社を研究してくれたかどうか」の指標であると断言しているものもありますが、しかしそれだけでは解釈が不充分。本当は会社の側も、これから入社してくる新人に「うちの会社は今後どう進めば良いか」を尋ねてみたいしその未来を託すに値する人材と出会いたいと考えてもいるのです。
1家に1台のドラえもんを作りたい。ワンコインで買える自動車を構想したい。新しいエネルギーを開発したい。ある分野での第一人者になりたい。何でも構いません。壮大でOKです。あなたが実現する未来がいかに魅力的なのかを、考えてみることが大切です。

ポイント3:身につけた技術をアピールする

結論の後に続けて書きたいのは、現状の分析です。就活時点の自分が身につけている技術、つまり、専攻や研究の内容と成果について、要点を絞って書き上げます。華々しい経歴がないからと、卑屈になることはありません。飛び抜けた実績もないのに大それた目標を書くのは恥ずかしいと考えるのも間違いです。重要なのは、結論に書いた目標に向かって、計画的に取り組んできた姿勢が見られるかどうか。エンジニアにとって不可欠の資質は、継続性です。
場合によっては、ゼミの定員や就活を意識するのが遅かったなどの理由から、仕事の目標とはあまりリンクしない技術を学んできてしまったという方もいるかもしれません。それでも与えられた環境の中でどのような努力をしてきたか。目標を達成するため今までの経験をどう生かしていくかの考察は充分なアピールになるはずです。

ポイント4:その会社でしか実現できないことを書く

未来の自分と現在の自分を結びつける接着剤が、会社です。学生の時点で完璧なエンジニアなどは、存在するはずがありません。目標達成のために未熟な面を補い、成長を促してくれるのが、会社での経験に他なりません。
志望動機の最後には、なぜこの会社なのか。この会社にしかない技術や環境とは何か。この会社なら自分はどのように成長できるかを、まとめましょう。事業規模が1位だから。オンリーワンの技術を持っているから。10年以上も使い続けたプロダクトがあるから。尊敬するエンジニアがいるから。御社の経営理念なら成長できると思った。…ただそれだけでは軽薄な印象だった、「その会社を選ぶ理由」も、先に結論と現状の整理がまとめられた文章の後に続くのであれば、オリジナリティのあるアピールとして受け取ってもらえるはずです。
気をつけてほしいのは、就職すること、内定が出ることは「ゴールではない」ということ。むしろ、エンジニアとしての人生はその後の何十年も続いていくわけで、会社から「養っていただく」ために就活するのではなく、自分自身の目標や成長が「いかに組織に貢献するのか」を考えてみることが、魅力的な志望動機を書くことに繋がるのです。


おさらいです。志望動機を書く際は、まず結論としての「エンジニアとしての目標」を書く。次に、「現状までの努力」を整理する。最後に、自分が目標を達成するためには「なぜその会社でなくてはならないのか」で結ぶ。この手順をなぞってみるだけで、他の誰にも書けない、個性的な志望動機が書けるようになるはずです。
なかなか書類審査が通らない、面接まで行くけど内定に至らないという方は、ぜひ試してみてください。


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