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CAREER LAB【携帯通信の歴史と進化 第3回 前編】LTE、4Gケータイへ

携帯通信の歴史と進化 #3 前編
LTE、4Gケータイへ
CATEGORY学び
DATE2016/12/21

今回は、第3世代(3G)携帯通信以降の携帯通信の変化について述べます。 3.9G/4G移行では、更に複雑な課題が携帯通信事業者 (MNO: Mobile Network Operator)に投げられました。

  • 無線基地局の収容能力の増強
  • データ通信の高速化
  • 通信網全体のNGN (Next Generation Network) 化対応

今回はこれらの課題解決に向けての携帯通信ベンダとMNOの技術開発を紹介します。

携帯電話の進化と標準の一本化

携帯通信は3Gが普及し、3Gの進化版が2006年頃から動き出しました (図1)。

図1 携帯電話テクノロジーロードマップ
図1 携帯電話テクノロジーロードマップ

3G進化版は、3GPP陣営と3GPP2(CDMA2000)陣営に分かれて進化が進んでいきました。これらに加え、IEEE主導のWiMAXが携帯通信の世界に新たに加わってきました。
3G進化版の各陣営間の開発競争は激しくはなりましたが、これは誰にとっても不合理でした。

  • ユーザーは、MNO乗換えには端末買替えが必要 (欧米ではSIMカード差換えで実現)
  • MNOは、MNO間の価格競争激化で経営が悪化
  • 各国政府/国際標準化機関は、標準の乱立を危惧

この事情を鑑み、各MNOもこの競争を是正する考え方に動き、3.9G導入に際し、LTE方式で統一することで3GPPと3GPP2が合意に至りました。
WiMAXは単独で残りましたが、WiMAXを採用したMNOがTD-LTEに移行してきたことで、WiMAXもTD-LTEに吸収される方向になりました。
従って、3GPPのLTE方式が第4世代では統一規格になることが決まりました。

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